矯正治療中に直しておきたい癖について

ホームへ戻る > 矯正治療中に直しておきたい癖について

矯正治療は本当に痛いのか
睡眠時無呼吸症候群を防ぐために矯正治療をしよう
超高齢社会に矯正治療は不可欠
スポーツ選手の矯正治療の重要性
肩こりでお悩みの方は矯正治療を考えてみてはいかがでしょうか

矯正治療中に直しておきたい癖について矯正治療に関して覚えておいていただきたいのは、これは医師一人で行うものではなくて、患者さまご自身の努力がなければ決して成功しないということです。患者さまのなかに、治りたいという強い意志があることが不可欠なのです。特に小さなお子様にとっては、努力をするのは難しいことかもしれませんが、少なくともこれから挙げる癖を直すことだけでも心がけていただきたいと思います。


一つ目の癖は、指をしゃぶることです。小さな子供は、誰でも指をしゃぶる癖があるのですが、この癖を直さないまま成長してしまうと、歯並びを悪化させる原因となってしまいます。仮に5歳になっても、指をしゃぶる癖が直らないようであれば、歯並びに大きく影響してしまうのです。ですので、もし矯正治療を受けているお子様が指をしゃぶっているようであれば、早めにその癖を直してあげてください。

二つ目の癖は、頬杖をつくことです。頬杖が習慣になってしまうと、成長期のお子様においては、未発達なあごの骨に頭の重さがのしかかり、正常ではない歯並びとなってしまう原因となるのです。ですので、矯正治療を受けている間に、頬杖をつくことも辞めるような指導が必要となります。


三つ目の癖は、唇を噛むことです。下唇を長い時間吸い込むような癖がついてしまったり、あるいは噛みっぱなしにする癖がついてしまったりしていると、歯並びが悪くなる原因となります。小さな子供は、唇を噛むことも好きですが、矯正治療の際には心を鬼にして、その癖を直させるようにしましょう。