矯正治療は本当に痛いのか

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矯正治療は本当に痛いのか

矯正治療を受けるにあたって、よく心配されることは、「治療は痛いのではないか」という点です。確かに、もともと下の歯の後ろ側にあった上の歯を、器具の力で前側に持っていくのですから、かなり大掛かりな治療となり、痛いのではと心配する方の気持ちもよく分かります。特に小さなお子様に治療を受けさせる際には、子供が痛みに耐えられるかを心配される親御さんが多いのももっともでしょう。


もちろん矯正治療で発生する痛みには、それぞれ個人差があります。たとえば、治療器具を装着してから3日から7日間くらいは、歯が浮いたような痛みを感じる方もいらっしゃいます。しかし、最初のうちは違和感がどうしても残ってしまうものの、基本的には1週間程で慣れてしまう方が多いそうです。

どうしても痛みが酷いという患者さまは、痛みが辛い間はやわらかい食べ物を食べるように心がけたほうがよいでしょう。硬いものを食べてしまうと、全身に痛みが響き渡るという方もいらっしゃるそうです。しかしながら、矯正治療は小さなお子様でも耐えられるレベルの治療法なので、他に何も手がつかなくなるほど酷くなるということは無いかと思われます。


しかも、最近は医療技術が発達しているため、痛くない治療方法もどんどん開発されています。また、治療期間も徐々に短くなっているため、さらに痛くない治療が可能となっているのです。痛みを心配して矯正に踏み切れない方は、その心配をぜひ払拭してください。