大人の矯正の注意点とは?

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大人でも矯正治療を受ける人が最近は多くなってきています。子供が治療で歯並びや口元の印象が大きく変わっていくのを見て、一緒に治療をはじめる人もいます。 歯の健康状態が保たれていて、心身ともに健康に問題がなければ、年齢に関係なく治療は可能なのです。


気を付けないといけないのは、歯周病や虫歯、欠損部位がある場合です。まずはこうした問題を除去する必要があります。また、口内の健康が保たれていることが必要で、治療を行うためには、比較的高齢の方でも、残った歯が治療に耐えうる程度にしっかりしていることが必要です。たとえば重度の歯周炎がある場合などです。


また、心身の状態が健康であることが必要で、治療は、長い期間を要するため、かなり心身に負担がかかります。それゆえ、体力的にも問題ないことを事前に確認する必要があるのです。中には70歳近い人でも治療を行ったケースがあります。現在では60歳以上の矯正でさえ、特別なことではないのです。


今まで治療を迷っていた人や事情があってできなかった人も、あきらめる必要はまったくありません。矯正装置(器具)については、仕事の関係などで気にする人もいますが、現在は目立たない裏側矯正というものも可能になっています。通常は歯の表側につける装置を歯の裏側につけることで、あまり目立つことなく治療を実施可能です。裏側矯正の場合、外からは装置がほとんど見えず、周囲の人に気づかれずに治療ができます。