睡眠時無呼吸症候群を防ぐために矯正治療をしよう

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睡眠時無呼吸症候群を防ぐために矯正治療をしよういくら前の日の夜に寝たとしても、次の日に「眠いな」「寝足りないな」と思うことはないでしょうか。そのような悩みを慢性的に抱えている方は、睡眠時無呼吸症候群という症状に罹っている可能性があります。この症状は、文字通り睡眠時に無呼吸状態に陥る病気であり、治療せずに放っておくと、心不全や高血圧など、命にかかわる恐ろしい合併症を引き起こす恐れもあるのです。また、睡眠の質が悪いせいで、集中力や注意力が散漫となり、交通事故などの重篤な事態を引き起こしてしまう可能性さえあります。


そんな睡眠時無呼吸症候群と、歯の噛みあわせが悪いことが、実は深く関係しているのをご存知でしょうか。歯並びが正常でない方は、成長の過程で顎が発達せずに、小さい顎を持つことになります。すると、睡眠時に舌が口腔内に収納されにくくなり、喉の奥に落ち込んでしまいます。

それが原因となり、睡眠時に上手に呼吸ができなくなるので、結果として満足の行く睡眠が取れなくなってしまうのです。このような事態を防ぐためには、早めに矯正治療に踏み切ることが重要なのは言うまでもありません。逆に言えば、幼少期に不正咬合を矯正によって治療して、顎の発達を促進させることによって、睡眠時無呼吸症候群に罹るリスクを抑えることができるのです。


このように、歯の噛みあわせが悪いことを軽視して、矯正治療を先延ばしにすればするほど、他の病気も併発する恐れも大きくなることを、ぜひ覚えておいてください。