問診が短い矯正歯科は要注意?

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矯正をお願いする歯科医を選ぶにあたり、もちろん実際に受診して矯正治療の提案を受けることになりますが、重要なチェックポイントとしてその問診内容、検査内容があります。初診時に記入する問診内容やその後の問診で何を聞かれるかがその歯科医のスタンスを表しているといいってもいいでしょう。歯並びをどうしたいか聞いてあとは費用と期間の話ばかりになったら、ちょっと怪しいと思った方がよいかもしれません。つまり、歯並び矯正を全体の健康状態を合わせて考えていない証拠です。


やはり、問診では現状の歯を含めた健康状態や疾患、服薬の状況、アレルギーの有無など家族病歴などまずはチェックすべきポイントがあります。こうした要素を聞かれれば、その歯科医はまずは安心と言えるのではないでしょうか。子供の場合には、将来の骨格や成長過程を考慮してくれているかも確認しましょう。

また、検査については、各方向からの部位別レントゲン写真・頭部のX線写真・歯型の取得など、それなりに必要な資料をそろえてから事実に基づいた歯や歯並びの状況を踏まえた現状の問題点の説明をしてくれるかどうかも大事な点です。要は患者の将来の健康状態を長期的な観点からしっかりと診てくれているか、ということです。


こうしたポイントから、全体的な健康と美容の要素を考慮した問診と検査をしてくれるところをまず見つけて次のチェックポイント、つまり矯正治療方針、矯正方法や期間、費用の話に進みたいものです。