顔の表情と歯並び矯正

ホームへ戻る >  矯正にかかる期間の目安は?  > 顔の表情と歯並び矯正

顔の表情と歯並び・噛みあわせは深い関係にあります。歯並びは笑った時に見せる印象に大きな影響があります。審美的な観点で、人は歯並びと歯の色を見て、その人の印象を記憶する傾向もあります。笑った表情の印象の良しあしに歯並びが関与しているといえるでしょう。


矯正されていない、悪い歯並びですと、笑った時以外の表情にも影響を及ぼします。歯並びの悪い原因として、噛み合わせや顎のずれが多少あります。つまり下顎が顔の中央からずれているのです。こうなると、顔が左右非対称となってしまい、口元や鼻、目までもがそれに引きずられてしまうのです。結果的に左右非対称の顔は、右と左で表情の見え方に影響してしまいます。また、矯正されていない、歯並びの悪い人は、咀嚼機能のための顎筋肉や顔の筋肉の発育に問題があることが多いです。顔の筋肉が弱いということは、表情のバリエーションが少ないことにもつながるのです。

そして歯並びが悪いとさらに発音にも影響し、結果的にコミュニケーションに消極的になってしまう傾向が出てしまい、ますます顔が無表情になってしまうきっかけになります。このようにしてみると、歯並びがいかに顔の表情に大きく影響を及ぼすことが明らかになります。顔の表情を豊かにし、充実したコミュニケーションをとれるようにするためにも歯並びの矯正が必要なのです。


歯並び矯正は時間と費用がかかる治療ですが、最近は少しずつ期間の短い、費用を抑えた矯正治療法も出てきています。新しい装置も開発されていますので、一度かかりつけの歯科医に相談してみることをおすすめします。