.矯正と健康の深い関係

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歯並びの矯正と健康には大いに関係があります。矯正をしていない咬合不整や歯並びは、見た目だけでなく、それが原因で、精神面、身体面の健康に影響します。


歯並びからくる精神的な健康への影響として、コンプレックスがあります。たとえば、他人と話すとき、どうしても歯が見える状態で相対しますので、他人と話すのが億劫になったり、人との付き合いを避けるようになったり、歯を見せて笑えなくなったりすることがあります。また発音への影響も人付き合いに関係してきます。

矯正をしないと、歯そのものへの影響はどうでしょう?まず、虫歯や歯周病にかかるリスクがあります。


もっとも矯正が必要とされる乱杭歯など、歯並びが悪いと歯ブラシの毛先が隅々にまで届かず、歯垢が溜まって虫歯や歯周病といった歯の病気の原因になりかねません。また、唾液には本来、口の中を清掃する成分がありますが、かみ合わせが悪くて咀嚼ができないと、唾液の分泌が十分でなくなってしまう恐れがあります。そして、口の中を十分に殺菌できなくなると汚れが溜まって口内の病気にかかりやすい状態になったり、口臭の原因になったりします。


また、矯正をしていない、不正咬合、つまり噛みあわせのよくない状態が続くと、噛もうとしても自然な動きができないので、いつのまにか姿勢がおかしくなってしまうのです。そのため、あちこち負担がかかって体液の循環を圧迫し、全身に悪影響が広がります。頭痛や肩こり、肌肉痛、胃腸障害などの肉体面から、イライラや気分が沈む、やる気が出ないといった精神面まで、様々な不調の源になってしまのです。